埼京線ダイヤ改正はさいたま市に便利をもたらすか?
11月の相鉄線直通に伴う、埼京線のダイヤ改正が先日発表されました。
埼京線のダイヤ改正はさいたま市の各駅にどんな影響を及ぼすか見てみましょう。
中浦和・南与野・北与野が快速停車駅に
今まで快速列車が通過していた中浦和・南与野・北与野に停車するようになります。
これにより武蔵浦和より北は各駅に停まるようになります。
それに伴い赤羽から大宮までの所要時間は約3分伸びます。
今まで快速が通過していた中浦和・南与野・北与野の各駅にとっては、東京方面とのアクセスが多少よくなる反面、今まで快速停車駅であった与野本町・大宮・川越線の各駅に取ってはデイタイムのアクセスが若干悪くなります。
なお、通勤快速については変更はありません。
デイタイムの本数が削減だが
武蔵浦和〜大宮間のデイタイムはこれまでは1時間あたり快速3本・各停6本でしたが、これからは快速3本・各停3本となります。
しかし、先に述べたとおり武蔵浦和〜大宮間の快速は各駅に停まるのでこれまで快速通過駅だった中浦和・南与野・北与野はこれまでと変わりません。
また、大宮・ 与野本町は快速に追い越される各停に乗っていると武蔵浦和で乗り換えることも珍しくないことを考えると本数削減にそこまで過敏になる必要もないかもしれません。
これまで最大16分待ちだったのが、概ね10分間隔になるのも全体のバランス的には多少の改善になっていると考えられます。
新宿発の終電が5分繰り下げ
これまで新宿発の終電は23:55でしたが、これが5分伸びて、0:00になります。
京浜東北線と比べて圧倒的に終電が早いことを考えると5分繰り下げになっただけでもありがたいでしょう。
埼京線は便利になるのか
今回のダイヤ改正について、さいたま市の各駅に焦点を当ててみてみましたが、快速の武蔵浦和〜大宮間の各停化はインパクトは大きく見えるものの、現状も踏まえるとそこまで大きな影響はないかもしれません。 本数を減らしながらも、各停化によってバランスをとっているような印象を受けました。
実際の改正は11/30からなので、改正後に改めて実際の感触を確かめてみたいと思います。